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2024年度 20周年記念イベント

  • 執筆者の写真: 運営事務局
    運営事務局
  • 3月31日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月1日


きょうだい支援を広める会 20周年記念イベント
きょうだい支援を広める会 20周年記念イベント

2025年3月15日(土)、きょうだい支援を広める会20周年記念イベント〜次世代につなぐ〜が無事終了しました。47名(現地参加28名、オンライン19名)の方に参加いただきました。北は宮城、南は長崎から、きょうだい会の運営者をはじめ、医療や福祉従事者、研究者など、幅広い参加者の方にご参集いただきました。

 

講演では、これまで日本のきょうだい支援を牽引してこられた、横浜きょうだいの会 代表 諏方智広さん、NPO法人しぶたね 理事長 清田悠代さん、認定NPO法人アフタースクールぱるけ 代表理事 谷津尚美さんの3名にご講演いただきました。それぞれ、これからきょうだい支援をはじめたいと考えている方に向けたお話や、明日からできるきょうだい支援、事業者としてできるきょうだい支援についてお話いただき、まさに本イベントのテーマである次世代につなげていくための持続可能な支援を考える貴重な時間となりました。

 

講演後は、講演テーマに紐付けて、グループディスカッションを行いました。①きょうだい支援とは何か、②明日からできるきょうだい支援、③サステナブルなきょうだい支援に必要なこと、の3つのテーマから1つのテーマを選択し、各グループで話し合いをしていただきました。きょうだい児にとって最も身近な保護者や学校教員へのアプローチ、セルフヘルプ・グループの限界、福祉事業者の役割など多岐に渡る視点、内容が共有されました。

 

最後に「各地のグループの紹介タイム」を設け、現地参加16団体、オンライン参加5団体の活動が紹介されました。任意団体をはじめ、医療機関や福祉事業者による貴重な活動も紹介され、きょうだい支援の広がりを感じることができました。

 



会場では、NPO法人ピアスマイルの“きらめき文具店”さんにご出店いただきました。ピアスマイルさんは、病院の中で小さなお店を開き、入院中の子どもたちやそのきょうだいの方たちが、自分で文房具を選ぶ経験を通して、ワクワクできる体験や希望を届ける活動を提供されています。今回、本イベントにご出店いただき、参加者の方が身をもって素晴らしいご活動を体験することができました。

また、参加者の方に任意でワールドポスターを持参していただき、会場内に掲示し、きょうだいにかかわる貴重な実践を紹介し合いました。ワールドポスターとは、A3サイズに自分がかかわっているきょうだい支援活動など自己紹介をまとめた大きな「名刺」のようなものです。

大変お忙しい中ご参加いただいた皆様、本イベントの運営ならびに20周年記念誌作成にお力添えいただいた皆様に心から感謝申し上げます。20年の歩みを糧に次世代に繋いでいくことができるよう、今後も皆様方とともに歩みを進めてまいります。今後ともご理解、ご支援のほどよろしくお願いいたします。



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​きょうだい支援を広める会

きょうだい支援を広める会は、慢性疾患や障がいのある人のきょうだいの支援を広めることを目的として、2004年から活動しています。きょうだいの持ちうる課題は年齢と共に変化し生涯続くので、支援の対象には子どもだけでなく大人も含みます。

©​ The Sibling Support Awareness Group

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