COVID-19の感染拡大による「きょうだい支援」についてのお願い

更新日:2021年11月5日

『COVID-19の感染拡大による「きょうだい支援」についてのお願い』をアップいたしました。当会の副代表である岡田稔久がまとめてくれました。


きょうだい支援に関わる支援者の皆様へ COVID-19の感染拡大による「きょうだい支援」についてのお願い (COVID-19とは新型コロナウイルス感染症のことです) きょうだい支援を広める会 文責:岡田稔久 令和2年4月1日  現在、世界中でCOVID-19が蔓延し感染者数の激増のみならず、亡くなる方も増加の一途を辿っています。すべての人が直面し対応を迫られています。「きょうだい」たちも例外ではありません。よって、次のことをお願いしたいと思います。 1:きょうだい達の置かれている状況の理解してください すべての人が同じような立場であると同時に、すべての人はそれぞれ違う立場でもあります。きょうだいたちの障害や疾患のある兄弟姉妹は、COVID-19の基礎疾患を有する人へのより大きな脅威にさらされています。そのために、きょうだいはより注意深く慎重で抑制的な行動を求められる状況下にあると思われます。そのことを知って理解してください。 2:気持ちを表現できる機会をつくってください きょうだいの周囲にいる人々の注意や労力が、基礎疾患のある兄弟姉妹によりそそがれるようになると思われます。きょうだいたちは、自分の気持ちをいつもよりも更に内に秘めてしまっているかもしれません。集うことが難しい状況のため、よりリスクの少ない方法を工夫して、短時間でも結構ですので表現できる機会を提供してください。 3:普段との違いに気付いてあげてください 今までと変わらない様子のきょうだいもいると思いますが、普段とは違った様子を示していることもあると思います。かすかな違いかもしれませんが、きょうだいたちからのSOSのサインかもしれません。できることが限られているかもしれませんが、まず、気付いてあげてください。 4:きょうだい達のことを見ている・考えている人達がいることを伝えてください 様々な自粛要請のなかで、家で常に誰かと一緒にいることが多いかもしれません。しかし、一緒に居ても孤立を感じていることもあります。きょうだいたちは決して孤立して居らず、多くの支援者が見て、考えて、気にかけていることを伝えてください。 5:可能な限りのつながりを手助けしてください 支援者の皆さんが単独でできることには限りがあると思います。また、きょうだいたちも様々な立場からの支援が必要であり有益であると思います。それぞれの立場で繋ぐことのできる社会資源は様々かと思いますが、今できることは(リスクを考えたうえで)躊躇せずに行ってください。 COVID-19による世界中の人々への影響が今後どうなるのかは、まだまだ見通しがつかない状況です。正しい情報や知識をもとに、今できることを一人一人がその人のできる範囲で無理なく実行していくことが大切だと思います。1〜5のお願いは、きょうだい支援を明るい未来に届けたいとの思いで提示いたしました。これらにつきましては、現時点で明確な科学的根拠があるものではありません。私個人がきょうだい支援に関わってきた経験や学びに基づくものです。ご意見・ご批判などご教授・ご指導頂ければ幸いです。 きょうだいの皆さんや支援者の皆さん、そして皆さんが大切に思っている全ての人々がCOVID-19の脅威から守られることを願っています。

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子ども向けのサイトを紹介するページを新設しました。 きょうだい児>子ども向けサイト 第1号は、障害のある子どものきょうだいさんのための情報サイト「うえるしぶ」です。

家の中の片づけをしていて、2009年にもらった案内チラシが出てきました。 今もサイトは存在するのかなと確認したら、何と医療的ケア児の家族の語りを募集中とのこと。共有させていただきます。 「認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン」が運営している健康と病いの語りデータベース https://www.dipex-j.org/ 医療的ケア児の家族の語り(募集中) https://www.di