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関わりすぎ Overinvolvement / Obssesive concern

増える介護負担

学齢期

思春期

かかわりすぎとは、何かあるいはだれかにくっつきすぎていることを意味します。障害児のきょうだいの場合には、自由な時間をすべて、障害のある兄弟姉妹のめんどうをみるために割いているときに、「かかわりすぎ」と言えます。


学校が終わるとまっすぐ家に帰ってきて、障害のある兄弟姉妹のめんどうをみる子を、多くの大人は何の問題もない子として、「偉い子」「よい子」としてほめるでしょう。けれども、子どもの成長のためには、友だちと遊ぶこと、学校での課外活動に参加すること、ギターや水泳など自分の好きなものを習うことなども大切です。


障害のある兄弟姉妹にかかわり過ぎている子どもは、自分自身の人生を無視しています。ほかの人やほかのことに対する興味のためにエネルギーや時間をまったく持たないでしょう。また、かかわりすぎはエネルギーと新しい考えがつきてしまう「燃えつき」に至る可能性をもっています。


どうやってかかわりすぎを防ぐことができるでしょう。障害をもつ子どもだけでなく、家族のだれにでも必要としているものがあるということを思い出すことによって、防ぐことができます。

Living With a Brother or Sister With Special Needs: A Book for Sibs
Special Siblings by Mary McHugh

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​きょうだい支援を広める会

きょうだい支援を広める会は、慢性疾患や障がいのある人のきょうだいの支援を広めることを目的として、2004年から活動しています。きょうだいの持ちうる課題は年齢と共に変化し生涯続くので、支援の対象には子どもだけでなく大人も含みます。

©​ The Sibling Support Awareness Group

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